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執筆者の写真吉岡 俊史

岐路と選択

更新日:2021年11月17日

「就労支援」と「進路選択」は切っても切れない深いつながりがあります。

判断といったものを迫られるときは、人生の中で何度も訪れます。ユースターを利用される皆さんは、少なくともユースターに関係して最低でも次の2回選択と判断をしています。

節目①ーユースターで活動を始める時

節目②ーユースターを卒業する時


言うまでもなく「②ユースターを卒業する時」が、人生の中でも、とても大きなインパクトのある「就職」です。


ここ最近、就職される方が続いていますが、ユースターは1人・・2人という就職者数の数字ではなく、就職される一人一人がもっと重いものを背負うこと、その方の人生の中の非常に大きな節目を乗り越えていること・・その重みを感じています。


就労支援の中の就職は「岐路」であります。岐路には「選択」という責任とリスクが伴います。

ユースターは、障がいのある方が社会に向けて踏み出す場面に立ち会わせていただいています。いままで、何をしたら良いか、次は何があるかを支援スタッフに聞き、それに従って動いていた方も含め、全員が「自分で選択」をして踏み出すのです。自分で選択をして決めた道にいよいよ進むことに、皆さん誇りを持っていただきたいですし、支援スタッフも大変誇りに感じています。

写真は、ユースターから就職される方が講話をされている場面です。なぜその会社を選んだのか、入社して何をしたいか、自分は働いてどうなっていきたいか、などをご自分の言葉でお話くださっています。

ハンディがあるから選択はしないで良いとか・・・ましてや選択するチャンスが無い、という事はあってはならないことです。どのような形であっても、誰もがその人なりの選択ができるような環境を守る事も、私たちユースターの支援(ミッション)の一つです。


ユースターから就職される方の講和です。就職の報告だけではありません





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