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執筆者の写真吉岡 俊史

就労の経験者から学びました

先週末に、就労のご経験のある方お二人のピアサポーターをユースターにお招きし、企業で働いたご経験をお話しいただきました。


お二人とも永年にわたり、職種も待遇も異なる複数の会社で勤務したご経験を余すところなくお話くださり、お話を聞いていたユースターの皆さんからは「とても参考になった」という声が多く寄せられ、大好評でした。

どのような経過をたどってお仕事に就くことになったか、自分のやりたいことが仕事にできたか?就労生活の中で困ったこと、トラブルを乗り越えた体験・・など、実際に経験されたことがありのままに語られました。

「まじめに毎日勤務していたら、気持ちの準備が無い中、いきなり店長に任命されてしまった。納得ゆかずに、会社と衝突してその日のうちに会社を辞めてしまった。周りの人の理解とたくさん助けられ働いた、これに対して感謝を伝える事が働き続ける秘訣。。。」などなど、実体験ならではのとてもリアルでわかりやすいお話だったという感想が多くありました。


最初は、どちらかというとノウハウ面のお話かと思っておりました。しかし、実体験から語られた、障がいの有無に関わらず、働く喜びや、何で働かなくてはならないのか?といった本質と向き合えた時間をいただいたような気がしました。


ノウハウをいただくことも大事です。しかし、体験談から「働く方が何を感じたか、自分の感情は就労を通してどのように動いたのか・・」といったことを知れるのはとても貴重だと思いました。


働く喜びや楽しさは、支援スタッフが、そこだけを切り取って話しても、心に響きにくいです。

今回お話をしてくださったピアの方が体験されたことをお聞きしながら、その時々の気持ちや感情、そしてどのように乗り切ったのか、などは、心にダイレクトに来るものだと感じた次第です。


お話くださいましたお二人に心より感謝申し上げます。

また、ユースターではシリーズで今後も同企画を進めて参りますので、次回も多くの方がご参加下さることを願っております。


講座の様子
長く働いてこられた先輩からリアルなお話をお聞きしました



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