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実習生を受け入れてー福祉に就職する目的

一か月にわたり、社会福祉士を目指す大学生が当施設に実習に来られました。

福祉人材が大幅に不足する今、福祉専門職を目指す人材はとても貴重ですし、その志を応援したいと、就労移行支援事業所ユースターは創業当初から、福祉人材育成に協力をさせていただいています。


当実習生の受け入れもその一環です。


受け入れて学んでいただく、ということはノウハウや場所を一方的に提供するということではなく、受け入れたユースターも多くの学びを得られるのです。


実習生をお迎えする醍醐味は何と言っても次の福祉の世界を担うであろう方々との出会いです。

そして、その方々とお話しすることで、若い皆さんが福祉について感じていること、将来にどのような期待や不安を持っているか、などをダイレクトにおうかがいできることにあります。

学業を行う場所ではなく「支援の現場」である施設で、その対話ができることも、とても深いことだと思います。


そもそも福祉の業界や職業は低賃金や悪環境というイメージからか、敬遠されてきた背景があるかもしれません。

しかし、その一方で、とてもやりがいのある仕事と見ている方もいらっしゃいます。

専門的な仕事、自分でしかできない仕事・・・と密かに感じている方も多くいらっしゃるのです。


言い過ぎかもしれませんが・・・・外から見てそれだけ『わかりにくい職業』の究極だと私は思っています。


つまり他の人が見て、どこまでが仕事で~何をしたら達成なのか~評価されるとしたら何に対して?~報酬は何に対して出ているのか?(時間の拘束?成果?出来高?)等々・・


わかりにくい職業であるからやめておく、という一方で、逆に『わかりやすい・誰でもできそうな仕事』と思う方もいらっしゃいます。

これだけ両極端なイメージの業種は社会にあまり存在しないのではないでしょうか?


福祉ー支援という仕事はそれだけ「ぼやっとした仕事」なのかもしれません。


そして一方で、支援はぼやっとした(この言葉が適切かはわかりませんが)仕事である必要性すらある、と思うのです。

なぜなら、対人援助だからです。人はそれぞれ違う生き方、価値観や希望を持ちます。その方に合わせた仕事であり、目に見える完成形がある仕事ではないからです。もちろんユースターの行う就労支援も「就職」が完成形ではありません・・


福祉に類似するわかりにくい業種としては「サービス業」が近いともいえます。どこまでを行って終わり、という基点終点があいまいです。しかし昨今、そういったサービス業も終わりを定めたり、サービス内容を明瞭化して料金も設定し、あいまいさを無くす動きが顕著です。

AIがお客様の相談に乗る時代ですから、対人援助っぽい形を取りながら、人対人援助ではなくなってきています。

しかし福祉ー支援の大半は、まだそこまで到達していないかもしれません。


話しはもどりまして、どうして支援者はやりがいがあると思うのか?そして他の業界との違いは?ということを、ある大学にお邪魔した際に学生さんにお聞きしたことがあります。


皆さんとお話しする中で、耳にしたことは・・

報酬や待遇、条件いわゆる働くことで「与えられる」物理的なものだけで、自分のやりがいが満たされるとは思えないから。。という言葉です。


お金とか待遇ではない・・とかっこつけて言うことは避けたいですし、不自然とも思います。(当然ながら、仕事である以上報酬には関心を持ちます)

しかし自分のやりがいを満たすものは、目に見えるもののほかに、見えないものもある、という点は世代を超えて納得したのです。

その学生さんが、ご自分の将来の生き方として求めたことは、「誰かを助けるとか支援する」ということよりも「自分が満たされたい」という想いがあるようなのです。


自分を満たすために福祉という職業が合っているかはわかりませんが、少なくとも、ぼやっとしていて、完成形がわかりにくくて・・に感じるやりがいは無限なのかもしれません。

親子が空を見る写真
どこまで、何をする仕事?ーがわかりにくいからこそやってみたい、と思うことも

 
 
 

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