声をかける、その心づかい
- 吉岡 俊史

- 8月29日
- 読了時間: 2分
他の人へ話しかけたり、声をかける目的はさまざまです。たとえば・・
1.意図を伝える ー伝達や連携、伝言
2.教える ー教示、教授、アドバイス、指導
3.人間関係を深め発展させるー挨拶、相談、労い
など、多岐にわたります。
どの「話しかけ」も、相手に何らかのボールを投げるようなものです。
もし、そのボールが相手に心地よいものであれば、相手は自然に受け取り、関係も発展します。しかし、もしそれが不快なものであれば、せっかくの「話しかけ」も良い結果にはなりません。
たとえば「アドバイス」。内容や伝え方によって、アドバイスされる人の感情が変わります。
相手が感情を持った人間であるから、その感情を害されると、アドバイスを聞き入れないどころか、怒りをかってしまいかねません。
良いアドバイスをする人は、相手の性格、心の状態、言葉の理解力まで知る力がある方だと思います。
幼い子に難しい言葉で説く人がいないように、大人に対しても一律の言葉が通じるわけではないことを理解したいと思います。
言葉の響き方は人それぞれであり、一人ひとりに合った言葉を選ぶ必要があるのです。
だからこそ、「いつ」「どの言葉を使い」「何を伝えるか」を考えるためには、まず相手を知ることが欠かせません。
相手のことがわかれば「いつ」「どの言葉を使い」「何を伝えるか」の最良の選択できるのだと思います。
もちろん、感情を害さないことばかりに神経をすり減らしていては、伝えるべきことも伝えられなくなってしまいます。
それが故に、きちんと伝えたいことがあるときほど「受け取る相手」の存在に心を配りたいのです。
私自身も、就労移行支援事業所ユースターの支援スタッフも、常にそれを完璧に実行できているわけではありません。
それでも、普段から気を配りつつ、ここぞ、という時に相手の心に残る言葉で、なおかつ感情をポジティブに保てるような「話しかけ」を心掛けるべきかと思います。
最もつらいのは「なぜ相手の感情を害してしまったのか」が自分でもわからないときです。
自分の何に相手が感情を害したのか、それすらわからないとき、あきらめて相手の責任にしてしまうことが、とても残念で悲しい結末なのだと思います。
結局のところ、相手に心を配ると同時に、やはり自分自身を理解することーそこからなのかもしれないです。





コメント