会社の歴史
- 吉岡 俊史
- 2022年8月1日
- 読了時間: 2分
ユーファーストはできたばかりの幼い会社です。
歴史というものはありませんが、勢いはあります。「勢い」だけでやっている、と言われないよう、毎日の実績を着実に積み重ねたいと思っています。
今日は歴史についてです、何十年、何百年といった息長く続けている会社をとても尊敬します。続けること、維持することの難しさは相当なものだと思っているからです。
毎日さまざまなことが起こる中で、安泰ではなかった時もあったはずです。その中で、何年も会社を存続させた事は、決して容易いものではなかったと思います。
業種を問わず、お客様や利用者の方のために、どのような努力をされたのかを、私たちは学ばせていただいていることも多いです。
ところで、永年続けている会社は、自社の歴史を一つの価値として語ることがあります。
障がいがある方が就職する会社を選ぶ際にもその「歴史」を見させていただくこともあります。それは、その会社の「今現在」の価値観を知るためです。障がい者を雇用するために会社が貫く理念や価値観はとても重要だからです。
「歴史」を肯定することで今の価値がわかる一方で、歴史はあくまで終わった過去で、顧客等が注目するのは、過去ではなく「今」の会社である、という見方もあります。
過去に終わった歴史、それも、その部分の肯定だけでは、今一つ顧客への説得力に欠ける場合もあるのかもしれません。
いまは、2~30年続けていることが、大正解とはならないくらい、変化が著しい時代です。例えば、昔も今も同じ幹部やトップが変わらない企業は、ポリシーが明確で、一貫している魅力を持つ一方で、過去から現在まで、どのように進化をしてきたかが「企業の歴史」として、現在進行形のように語られると、更に胸に響きます。
やはり「企業の歴史」というと、先人から今の人に引き継がれたり、変わったり、思い切った改革を成し遂げたり、といったドラマだと思います。そして「企業の価値」を作っているのは、創業当時は何が支持をされたか、そしてどう発展したのか、という事を「今」を支える方々が、どのように受け継いでいるかにあるように思います。
繰り返しですが、創業した当時の価値を、後に続く方がどのように今の時代に合わせて継承しているか、その「現在進行形」がわかる企業は本当に素晴らしいと思います。
私たちは、会社の「現在」がどうか、を知りたいですし、特に障がいのある方が、そこに所属して、安心して活躍できるかをそこから知りたいのです。
歴史の無いユーファーストは、これらの教材から十分に勉強をして、皆様に支持されるよう毎日精進をし続けます。

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