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会社にとっての障がい者雇用

10月7日(金)のブログにも書かせていただきました。株式会社 特殊衣料さんをお訪ねして、代表取締役会長の池田啓子様とセッションをさせていただきました。


特殊衣料さんには153名の社員が働いていらっしゃいます。障がい者雇用率に合わせて考えると、障がい者は4名ほど働いていることになりますが、なんと、同社には、その7倍以上の30名の障がいのある方が勤務しています。それだけではありません、65歳以上の社員も23名や、かつてひきこもりだった方・・・ニートだった方・・など、社会とのつながりにくさのあった方も社員の中にいらっしゃいました。


特殊衣料は「特殊」な会社ではありません。リネンサプライや福祉関連用具製造販売など、地域社会に製品を出し、運営をしている普通の会社です。

しかし、池田会長とお話をさせていただくなかで、一般の会社と根本から違うことが一つあるということを感じました。それは同社が社員に対する尊重、強い愛情を持ち、人として、社員の価値を人一倍強く持っているということです。

単に雇った人とういうことだけではなく、また一人の生産者として、その成果だけを求めるのではなく、社員が働くことから生まれる「生きることの喜び」を目的に経営をしていらっしゃるということでした。


会社の発展には社員の幸せが必要、その上に会社の健全経営と存続がある、ということを池田会長は強調されていました。とても胸に響く言葉でした。


特殊衣料さまから学ぶことは、創業された43年前は、まだ障がい者と共に働くということを普通に考える企業は多くは無かったかもしれません。その時から積み上げた企業文化とぶれない理念が今の同社を創っているということでした。


障がい者雇用を特別視して数や生産性だけを求めるのではなく、きちんと育成して、共に働くことで本人も周りの同僚も、会社も発展します。そのような理念や文化を持つ会社がもっと増えることを願いたいです。

会社だけではなく、私たち福祉事業所も同じで、施設を利用される方も支援者も、ともに成長できるような場所でありたいと思います。


(株)特殊衣料の池田会長とお話しています
(株)特殊衣料 池田会長や従業員の皆さまから多くのことを学びました

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