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執筆者の写真吉岡 俊史

人と接する”しごと”がしたい①

前のブログとは打って変わって・・就労移行支援事業所ユースターを利用される方の中には、最初は接客や人と関わる仕事は想定してない・・苦手で自分に不向き、とおっしゃる方でも、ユースターの中で色々な体験や実績を重ねるうちに「人に接することが好きになりました!」「人からの反応を得ることに興味が出ました」「話すことに少し自信がついた気がする」「人を助けるしごとがしたい」・・・と自分の志向が変わってくる方がいらっしゃいます。


最初は、他人と話したり、接することに抵抗があった方も、就労移行支援事業所ユースターに通う中で、他人に対する壁が徐々に低くなったのかもしれません。。。あるいは、接客というお仕事から受ける印象から「自分には不向きで・・何をしたら良いかわからない・・、知らない人との会話はできない・・」と拒否的であったのが、実習や会社訪問、外部の方からの情報などで、実際に仕事を見たり試したりするうちに自信が湧いてきたのかもしれません。


ところが、人と関わることに自信がついてきた方であっても、完全に苦手感がなくなった、という方は少ないようです。。。

つまり心の奥底では、まだ他人は苦手、と感じる自分は残ったままのようです。。。ではなぜ、それでも苦手感が減ったり、自信がわいてきたのか?と不思議に感じます。


つまり、自信はどこから来るのか?、どんなタイミングで生まれるのか?・・

 

恐らく、それは本人の能力が格段に伸びたとか、特別な力が備わったから、ということではなく、苦手に思いながらも「うまくやっていけるかもしれない・・」という少し前向きな気持ちが持ちやすくなったからではないでしょうか。

こういった小さなきっかけの積み上げによって、自分が自信を獲得したように映ってくるのです。


どんなことでも「〇〇してみたい」と言えることは簡単ではないと思います。

小さなきっかけ、自信にならないくらいの小さなことでも、何かに挑戦したいと思える自分・・・それが希望の実現につながるのかもしれません。


何かに挑戦しよう、と思う自分を誇りに感じてもらえれば、これほど嬉しいことはありません。


接客するイメージ
何かに挑戦したいと思うことが希望の実現につながるかもしれないです






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