前のブログでは、ユーディーをなぜ会員制にしているかについて、書かせていただきました。
そもそも、支援(サポート)は、それがないと生活や生きることに支障が出るから・・・というような「欠けてしまうもの」を補うもの、として理解されることが多いです。
特に、社会保障の制度として決められていて、要件を満たした方(言い換えれば一定範囲の人)に一律に提供される支援というものは、その支援によって補われて、助けられ、生活ができるとか、自分の求める生き方ができる・・、という考え方があります。
キャリアセンター・ユーディーの提供するサポートは障がいなど、社会で働こうとする方が、何らかの障壁があるが故に、自分の働きたいという想いが達成されない場合に使っていただくものです。
その主たる内容は、就職後に働き続けるための支援です。具体的には働く本人に対して、職場で何らかの問題が生じた際にその問題を解決するものです。また、雇う企業に対しては、障がい等がある方への配慮や人事管理をどのようにしたら良いかという助言や提案をするものです。
しかし根本的な意義は「欠けてしまうものを補う」サポートというよりも、「社会で最大限に自分を輝かせる」ためのサポートと言った方が良いかもしれません。
つまり、自分の持つ力を社会で発揮して、それが認められ、働いていて良かった・・期待に応えられた・・などのやりがいを感じられる事を実現するためのものです。
もともと自分は、人よりも優れている点がある・・秀でたものを持っている・・・という基点に立ち、では、それは何かを見つけ、それを発揮して、自分や周囲、世の中のために生かすには、どのようなサポートが必要なのか?・・・を追求する支援です。
能動的、積極的に「生きる」ことをサポートするものです。
問題を解決するだけではなく、働き甲斐を感じ続けるための支援です。
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