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サイド・バイ・サイド

サイド・バイ・サイド・・・映画のタイトル(1921年、2023年など)、楽曲名(1927年)からレース用語、ゲーム名までさまざまなものに使われている言葉です。


直接的な訳では、運転席と助手席のように横に並んだ状態ですが、意訳として「一緒に」「ともに」「横に一緒に並んで」などの意味合いがあります。


素敵な言葉だと思いますーーどちらかが先でも後でもなく、邪魔し合わないで同じ方向に向かって歩む姿が想像できるからです。


社会に出て活動するための支援として、どのような形があるのかを考える際、例えば就労移行支援事業所ユースターを利用される方のイメージでいうと、意思決定や自己管理は大方おひとりでもできるが、行政に関する事務、財産管理などは、やはり身近に誰かに見ていてもらえると良いと思う方も多いです。さらに、目に見えないリスクとなると、正しく準備し回避できるか・・など不安が増します。

制度や社会サービスも徐々に増えているだけでなく、高齢化社会に伴って、それら将来の生活や、家族がいなくなったあとのサポートをする制度が一般社会に広がりつつあります。例えばご存じの「成年後見制度」です。


制度的なものはもちろん安心ですし、守られることも増えます。しかし自分の気持ちや自分の立場、欲求、尊厳といったソフトなものをどうやって守っていったら良いのでしょうか。


それらのソフトな価値は、周りの人の本人への関わり方や、本人を守ってあげたいと願う家族が安心できるのは、本当に誰かがサイド・バイ・サイドで身近にいて一緒に歩んでくれる、という事ではないでしょうか。


法律で定められた障がいのある方の権利を守る制度も安心材料に違いないのですが、サイド・バイ・サイドで見守ってくれる理想の方は、必ずしも成年後見人や家庭裁判所、監督人だけではないと思います。

そのためには、まずはサイド・バイ・サイドにいて下さるヘルパー、サポーターのような仕事ができる人の養成、その方々の倫理管理、職業的地位の確立、権利や立場の確保などができるしくみが社会にできると良いと思います。


兎にも角にも、福祉施設が一つの箱の中で、そこにいらっしゃる障がいのある方を支援する、という形は今の社会に合っていません。社会に現に活動している当事者を「サイド」でサポートする制度も求められているような気がします。


ムクドリが2羽、電線にとまっています
就労支援は社会が舞台になっています。どの支援も施設も社会を舞台にできると良いと思います・・

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