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執筆者の写真吉岡 俊史

コントラスト②~マイノリティー

先のブログで日本人気質や集団主義的傾向について個人の見解として書かせていただきました。

しかし、時代が進み、日本も、かつて人々の安心の拠り所だった地域・職場・家族といった集団的な共同体から、個人に移っていることは明確です。


例えば職場については、企業や集団の地位や名前がその人を表す一つにまでなっていたために、大企業ー有名企業ーが就職したい先として挙がっていたり、本人の能力は別にして、有名な学校に所属することが本人の評価や、あたかも持っている能力を決めていたような時代がありました。

それが、今は自分のやりたいこと、自分の居場所ではない、と感じて集団から抜け、自分が個人としてやりたい事を目指す若者が増えつつあります。起業をする人も増えていることは日本人にとって大きな変化かもしれません。


今、日本中で話題となっているのが性的マイノリティーへの理解促進やLGBT法案です。マイノリティーや少数派は、日本人にとっては、このテーマを乗り越えることは、他の国の文化で生活している方々よりやや困難なのかもしれません。

しかし、個人のレベルで考えたいという日本の現在の潮流から、安心側にいる人であった場合を想像した「なんとも感じない」という個人の気持ちが、大きな包容の力に成長して、マイノリティーとマジョリティーの共存に発展すれば良いなと思います。


ブログのテーマは、コントラストです、コントラストは、暗いと明るいの両方がある時に、両方に視点を置いて言う言葉だと思います。性的マイノリティーでもジェンダーでも障がいでも、マジョリティーやマイノリティーがむしろコントラストとしてある社会であって欲しいと思いますし、それを実践するのは個人個人であり自分であり、みんななのだと感じます。


画像や映像編集でも、コントラストを低くすると、色相的な違いが弱くなります。コントラストは高い場合と低い場合、両方に効果や魅力があります。コントラストを低くすると、全てが同じように見え、印象が弱くなります。でも刺激も少なく見やすいという利点もあります。一方でコントラストが強いと、視覚的刺激は大きくなりますが、個々が浮き上がり、メリハリがついて、それぞれの個性がわかりやすくもなります。

強いのが良いとか、弱めるべき、とかではなく、コントラストそのものを受け入れられると良いと思います。


緑と空のコントラスト写真
コントラストがあるから魅力が増します


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