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お給与の不思議①

執筆者の写真: 吉岡 俊史吉岡 俊史

お給料はどのように計算され決められているのだろうか?

就労移行支援事業所ユースターから就職先を探す皆さんは、この疑問を抱きながら就職先を選んでいます。


求人情報に指定された給与額は、ある意味で『最終額』です。


一握りの方の特殊な求人ではない限り、ある会社によって決められたお給料額を入社時に自分で変えられる可能性は0%です。

それゆえに、提示されたお給料額は非常に大事ですし、受け入れるしかないのです。その上で、提示された条件で、その会社で働くかどうか?を決めてゆかなければならないのです。


ここまでは当たり前のこと、と思っていらっしゃる方も多いはずですし、就労移行支援事業所ユースターを利用されている方が就職活動をする際も、同じように感じていらっしゃいます。


しかし・・・・・よくよく考えると、そこに提示されたお給料の額は「私に対する値付け」ではなく、「お仕事に対する金額」ともいえるのではないかと思うのです。

つまり、求人に明示されたお仕事は、誰がやってもその金額となるという意味にもとれます。自分であろうがXさんであろうが同額になるのだと思います。


『業務内容:パソコン入力業務ー月給●●●円』のようにです。


そう考えると、就職活動で会社を選んでゆく際、会社と自分との関係で仕事と報酬の交換があると思いがちですが、別の考え方で『会社と(だれかがやる)”仕事”』の関係なのかもしれないとも思うのです。


つまり、会社は〇〇円で自分に報酬を支払うのではなく、会社は○○円で仕事の成果に報酬を支払う、その仕事はたまたま自分でやったもの、という考え方が成り立つのかもしれません。


逆に自分の役割という側面から考えると、お給料は仕事に対して支払われるものであるので、自分は与えられた仕事をきちんとこなして提出をしなければならないですし、仕事をする上で必要なふるまいや社会性、コミュニケーションは成果を出すために必要な要素の一つでもありますので、習得しておく意義は大きいです。

(=つづく)


お給料袋の写真
会社の支給するお給料を深く考えることで自分の役割を具体的にイメージしやすくもなります

 
 
 

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